日本代表ユニフォーム
いつから日本代表のユニフォームがブルーになったのか知らないが、赤や黄色が圧倒的に多い世界舞台で、日本代表のユニフォームのブルーは象徴的であった。闘争心を掻き立てる色、アドレナリンを目一杯分泌させる色、これでもかと自己顕示する色がユニフォームの色であれば、各国選手があれだけ戦闘的なのも当然だ。勝負の世界には必要な色である。しかし私は日本代表に赤いユニフォームを着て欲しいとは思わない。
同じブルーでも日本代表のユニフォームは深いロイヤルブルーである。スポーツは肉体と精神の闘いであり、打ち勝つべき対象は他者である前に己自身である。日本代表のユニフォームのロイヤルブルーには、この深い精神性と誇り高さが感じられる。日本代表のユニフォームのブルーに武士道精神を見るのは古い人間の証拠だろうか。
日本代表でなくなった今はユニフォーム姿を見ることはできないが、中田英寿選手にはロイヤルブルーが似合っていた。いつか日本代表のユニフォームの色は変わるかもしれない。しかし選手は日本代表の心をユニフォームのその色にこめて闘うだろう。
